お腹にやさしいキャットフードとは
消化するのに時間がかかると胃腸に負担をかけます。
これは人間も猫も同じで、体に負担をかけないためには、消化がよくお腹に優しいキャットフードを選びましょう。
猫は元々肉食動物ですから、肉や魚を消化するのは得意です。
ただし青魚にはマグネシウムが豊富に含まれるため、過剰摂取をすると尿結石のリスクが高まります。
これを考えると猫にとってベストなキャットフードは、肉を原料にしている物となります。
肉だけを使ってキャットフードを作ろうとすると、かなりのコストがかかります。
仮に肉100%のキャットフードが完成しても、おそらく値段が高くて続けられる人は少ないでしょう。
コストを考えた時、キャットフードとしての価格を下げるために、安価で入手しやすい穀物を使用します。
実際にキャットフードを見てみると、穀物が配合されている物は少なくありません。
トウモロコシ、小麦、大豆、米などが多く使われていますが、肉食動物の猫は穀物の消化が苦手です。
穀物が多いキャットフードは胃に負担をかけますから、お腹に優しいとは言えません。
その代わりタンパク質の消化は得意ですから、上質の肉を使用しているキャットフードを選ぶのがおすすめです。
ビタミンAは目の健康にも役立ちますが、粘膜を強くする作用は胃腸を丈夫にする効果も期待できますから、ビタミンAが適度に含まれていると理想的です。